2005-01-01から1年間の記事一覧

「キューティ・ブロンド」

TVでやっていたのを録画しておいた「キューティ・ブロンド」が大層おもしろかった。昼間ひとりで観て、同日の夜に夫にも薦めて、もういちどフルに観たけど飽きなかったわ〜。 映画公開時から気にはなっていた作品なのだけれども、それはわたしがブロンドのか…

初おでん

昨日の夕食は、この冬、初おでん。以前は味付けした出汁にネタをそのままぶち込んでおったが、最近はちゃんと下ごしらえをしてから入れる。大根は米の砥ぎ汁で下茹でし、練り物類はお湯に浸して油抜きをしてから。そのままぶち込んでもそれなりに美味しく出…

メイド喫茶再び

御徒町に用事があったので行く途中、夫が「時間あるし、秋葉原で降りてもう一度メイド喫茶に行くか」と言い出したので、この冬いちばんの寒波がやってきた日にとてもお散歩日和とはいい難かったけれども、様子見しながら一駅分歩くことにした。 前回、あまり…

「嗤う伊右衛門」

今更だが京極夏彦さんの「嗤う伊右衛門」を読んだ。京極さんは出会って感謝したい作家のひとりだけれどもたくさん読めないくせにあれもこれもと欲張るわたしなので、彼に関しては京極堂シリーズ以外の作品を読んだのは初めてなのだった。それにしてもシリー…

Oh!水木しげる展

昨年、ちょうど年末年始に行き損ねた*1「Oh!水木しげる展」が川崎市市民ミュージアムで催されているのを新聞で知ったので、ちょっと遠いけれども、気合を入れて行ってきた。 東京駅までバスで行って山手線で目黒、東急目黒線に乗り換えて武蔵小杉からさら…

大掃除開始

ここのところえらく寒かったので、一年に一度でいいのなら大掃除は気候がいい時に済ませておけばよかったなぁと思うのだけれども、ついつい「年末でええやろ」と過してきてしまう、毎年同じことの繰り返しであった…。とはいえ、今日は少し温かったので、まず…

「北斎展」と「パール展」について行った日付(11月25日)に書いた。「北斎展」に関して、ネットで今になっていろいろ見ていると「神奈川沖浪裏」の「グレイテスト・ウェーブ」*1を見損ねていることがわかり、残念無念。 *1:NYメトロポリタン美術館所蔵の、…

京菓子を遊ぶ

NHK教育で放送中の「知るを楽しむ」水曜日11月放送分の「京菓子を遊ぶ」がとてもおもしろかった。偶然、見たのが第二回「歴史を遊ぶ」の回の途中で、安土桃山時代に砂糖菓子が南蛮貿易によってもたらされて、当時の人にとっては強烈で革命的な味覚の文化流入…

ドイツ料理店「エーベルバッハ」

昼食をとったこの店は偶然ガイドで見かけて行った。名前からして日本人のシェフで「エロイカより愛を込めて」のファンだったりして…と思いつつ、行ってみたら厨房にはでっかくて強面のドイツ人のおじさんが…。 わたしは「ドイツ風牛肉の酢漬け(料理の名前は…

つくばで遊んだ

つくばに遊びに行きました。午前中、産業技術総合研究所を見学。昼食はドイツ料理の店「エーベルバッハ」で。午後から筑波宇宙センターと国土地理院の見学。夕方から筑波山へ向かい、ケーブルカーの終電一本前に乗って夕日と夜景を見て帰ってきた。 産業技術…

メイド喫茶に行ってきた

夫が行きたいというのでメイド喫茶に行ってきました。わたしはあまり気が進まなかったのだけれども。というのも、夫はオタク的気質ではないどころか「架空の人物に恋をする」という状態も全く理解できないという人なので、場違いな人間が荒らしに行くような…

パール展

ひきつづき科学博物館で開催中の「パール展」をはしご。去年の今頃、そういえばカハクで「翡翠展」やってたなぁと思い出した矢先「プーシキン美術館展」に行った時に今年は真珠をやっているということを知って、ポスターがとても綺麗だったので楽しみにして…

北斎展

北斎に限らず、浮世絵の絵師の誰が誰だか、教科書に載っていた名前は知っていても、全く区別はついていない。けれども浮世絵は良いものに出会うと直接脳幹に来るような思考を超えた強い印象を得ることがあるので、その快感を求めて、高名な北斎ならさぞや強…

「妖怪大戦争」

今住んでいるところには半径車で一時間以内に映画館がないのだけれども、月に一度か二度、文化会館で上映会がある。しばらく会館がアスベスト問題で閉鎖されていたので、その間何ヶ月かなかったが、今月に入って復活した。 夏にロードショウで見損ねた「妖怪…

「奇談 キダン」(諸星大二郎「生命の木」)

(微妙にネタバレあり) 諸星大二郎の「生命の木」が映画化されたというので興味津々、観にいった。結論。ツマラナイ映画だった。しょぼん。 諸星大二郎は若い頃に一時期凝って、短編を立て続けに読み込んだ時期があった。彼が扱うテーマや表現によって目指…

プーシキン美術館展

中高生の頃に慣れ親しんで、美術を鑑賞する初めの体験となっているフランス近代絵画の主流を、今の目で観るとどう感じるか一度じっくりと見直してみたいと常々思っておったので、この展覧会はちょうど良い機会かと思い、行ってみた。 結論から言うと、わたし…

「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

ずいぶん前にTV放映を録画して観ないまま放ってあったのを見つけたので観た。 全体的に大きく感動することはなかったけれども、幼いダライ・ラマのまっすぐな瞳には感じるものがあった。踏み躙られる弱いもの。しかし、本当に強いのは誰か。やたらと権威を示…

イングリッシュキャラメル

朝は毎日カフェオレを飲む。マグカップに半分コーヒーを入れ(大抵はインスタント、しかしネスカフェエクセラではウマくないのでゴールドブレンドを。気が向いてレギュラーを入れるときもある)冷たいままの牛乳を淵までなみなみと注ぐという具合にいたって…

「のだめカンタービレキャラクターBOOK」

買いました。本来は本編の漫画を読んでいたらこういうものは余計じゃと言うところですが「描き下ろしマンガ満載」などと言われると買ってしまいます。マンガは言うほど「満載」ではないけど、他の記事もそれなりに楽しめるのでファンなら買って損はないかと…

千葉そごうでお茶・その③

「ウィーンの森」でコーヒーを。お腹が重かったので甘いものはナシにしてその代わりコーヒーを甘いやつにしようかなと思いつつ、席についてメニューでザッハトルテを目にしたとたん「これやろう、やはり」と決めた。「ウィーン」の森、だからあるわな、当然…

金目鯛その後

昨日の金目鯛は無事に煮付けになって腹に収まった。家でいちばん大きな鍋に、それでもムリムリ詰め込んで、レシピの三倍量の調味料で味付け。アルミ箔で落し蓋をして半ば蒸し焼き状態。立派な金目は肉厚で脂がのって食べ応えあり。苦労した甲斐があったよ。…

海老が来た

夫が職場から発砲スチロールの箱を持って帰ってきた。出入りの漁師さんにもらったという。カサカサ音がする。ふたを開けてビックリ。伊勢海老が三匹入っていた。思わず「ギャー」と叫んでふたを閉める(マジメな話)。いろんな思いが頭を巡る(こんなもん、…

冬支度

今朝は寒いですね。ゴミ出しのときにとうとう息が白く見えた。寒くなってくると息が見えるかどうかをはーっと確認するのは昔からのクセです。 部屋着の下が綿では冷えるのでフリースを出してきた。今年はフリースのパンツを二着新調(ユニクロ)。マイクロフ…

つげ櫛の油付け

つげの櫛に油付けをしてみた。ネットで検索して、いちばんお手軽そうなやり方を試してみた。 「ラップにティッシュを一枚(二重になっているのをはがす)敷いて、櫛を挟んで椿油をしみこませ、ラップをたたむ」 この状態で一晩置いた。あとであらためて調べ…

菊池寛

必要に駆られて菊池寛を読んだ。自慢できることではないが、わたしはいわゆる古典や名作をほとんど読んでいない。菊池寛もちゃんと読んだのは初めてかな? 少なくとも記憶には残っていない。 今回読んだのは新潮文庫の「藤十郎の恋・恩讐の彼方に」。文章が…

ファイターズ秋季キャンプ

アジをさばいているとかならず「島唄」が頭の中で鳴り響く。いやなに「ぜいご」が「でいご」に重なって…お粗末さまです。 今日は朝から「日本ハムファイターズ秋季キャンプ駅頭歓迎式」に行ってきました。日本ハムファイターズには何の思い入れもないけれど…

名前の話・続き

昨日の続きで、名前について。わたしは二人姉妹の長女なので、結婚したときに姓が変わらなかったことについて「ああ、そう」と納得した人は多かったけど、うちの場合、いわゆる夫が養子に入った状態ではなく、単に婚姻届を出すときに「婚姻後の夫婦の氏・新…

名前の話

まだ結婚するとかしないとかそんな予定もない頃に、結婚したら自分の名前が変わることについて考えたことがあった。わたしは「結婚したら旦那さまをサポートするのが女の幸せ(はあと)」というタイプの女性では全くなかったので、当然のように「なぜ女性で…

秋の味覚

八百屋さんでむかごをみつけたので買った。先週末に行った寿司屋であてに出てきたのを思い出し、みようみまねならぬ舌まねで、塩たっぷりのお湯で加減を見ながらゆでてみた。ゆでながらネットで検索してみたところによると、ご飯と一緒に炊き込んでもよいら…

歯医者の話

昨日、歯科についてちょこっと触れたので、ついでにわたしの歯科体験について書き留めておこうと思う。他人にはどうでもいいことが長々と書かれているけれども、歯科に通うということはわたしのにとってはいかに痛みと恐怖を克服してきたかという歴史だった…