2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「世にも美しい数学入門」

「博士の愛した数式」*1の小川洋子さんが数学者と対談した本があるという書評をみつけて、いそいそと買ってきました。数学と数学を追う人生というものがいかにうつくしいかを数学者が小説家を前に語る本。わたしにとってなんて理想的な状況を呈した本なので…

台風一過

晴れております。うちは昨日のニュースで台風が上陸したとニュースに出た場所です。ニュースに出たとたん、携帯のメール着信が鳴りまくったので笑ってしまいました。家族も友人も関西にいるので、わたしが居ないとまったく知らない地名なんだけど、わたしが…

千葉そごうで紅茶

千葉そごうにはおいしい紅茶を飲めそうな店がふたつある。ティーサロントワイニングとマイセンティーサロン。先日、どちらに入るか迷って、とりあえずソファの居心地が良さそうだったのでマイセンティールームに入ってみた。スコーンを頼んだら予想していた…

「一緒に遭難したいひと」

おしゃれっぽくて(や、ぽく、じゃなくておしゃれ、だよねぇ)きっぱりとしたところがそこはか〜となく劣等感をシゲキするので避けていたのだけれども、以前から気にはなっていた西村しのぶさんであります。最近「のだめカンタービレ」目当てについつい「Kis…

白水社のこと

「家なき鳥」は白水社から出ている。白水社とのおつき合いは(って別に個人的な付き合いがあるわけではないけど)かれこれ15年ほどになる。大学に入ってヒンディー語を始めて、まず手渡されたのが「エクスプレス・ヒンディー語」白水社から出ている初心者向…

「家なき鳥」

インドの日常を舞台にしたヤングアダルト小説だというので興味を持って買った。作者はアメリカの詩人でヤングアダルト小説の作家だということだけれども、インドの生活の丁寧な描写が現実味を帯びて、インドの文芸映画を見ているような印象を持った。また、…

「姑獲鳥」の前評判

スゴい風です。うちが海辺だから? せっかくのお天気なのに洗濯できません。でも家の中を吹き抜ける風が気持ちいい。 ところで、いつも見ている映画案内のサイト、★前田有一の超映画批評★で「姑獲鳥の夏」がケチョンケチョンでした。「←今週のダメダメ」印付…

ドイツのはちみつ

ドイツ旅行に行ったときにお土産に買って来たはちみつ。ミュンヘンのダルマイヤーで買いました。ダルマイヤーは「地球の歩き方」によると「高級デリカテッセン」だそうな。日本で言うと紀ノ国屋ってとこですか? それで食べるにあたってラベルに書いてある単…

「家守綺譚」

本は文字を読めたらよいので文庫本があれば文庫本を、現在無くともそのうち文庫落ちするだろう作品はそれまで待って買うのが流儀なんだけど、この本は装丁があまりにうつくしかったので買ってしまった。 そして毎日、もったいないので少しずつ読み進めながら…

「リング」

ハリウッド版「ザ・リング」が意外とおもしろかった。原作の「リング三部作」のファンなのでいちおうのチェックというだけの意味で見て、きっと途中で退屈してやめるだろうと思っていたら、場面場面でそれなりにひきつけられながら最後まで見続けた。もちろ…