映画

「かぐや姫の物語」

高畑勲氏の作品に、過去、共感できたことがなかったので「かぐや姫の物語」も見に行くつもりはなかったが、ありえないような映像美と聞いて、それなら見ておくか・・・と。 結果は、盛大な期待はずれに終わった。 映像は、それは、普通ではないような手間が…

「オームシャンティオーム」

ついでに、4月に見た「オームシャンティオーム」の感想も。 こちらは「きっと、うまくいく」とは反対に、ボリウッドのためのボリウッドという態の作品。しかも、かなりトリヴィアが多くて、この作品を完全に楽しむのはふつうの日本人にはほぼムリ…と思いま…

「きっと、うまくいく」

どういう構えで生きれば、幸せであるという手応えを得ることができるのか、素直に、明快に描いた気持ちの良い作品だった。 インド映画がうちの近所のふつうの映画館でロードショウ上映されている!と喜び勇んで行ったところ、客の入りがけっこうなことになっ…

「ラ・ワン」 於東京都写真美術館

「ロボット」に続く、インド映画ロードショウ第二弾、シャー・ルク・カーン主演「ラ・ワン」を、やっと見てきた。 全体のおもしろさとしては、まぁ、こんなもんかーという感じで終わった・・・。 おもしろくないことは、ないんよ。VFXとかアクションとかイン…

「ロボット 完全版 (タミル語バージョン)」於渋谷TOEI

東京国際映画祭でチケットを取り損ねましたインド映画、よもや全国でロードショウ公開されるとは! 公開前に雑誌で試写会の案内を見たときから楽しみに! しかし、日本での上映にあたって50分程度カットされて、そのほとんどがダンスシーンと聞いてガッカリ…

「ボリウッド 究極のラブストーリー」

今年も東京国際映画祭に行ってきた。 いろいろとおもしろそうな作品があったけれど、あれこれ行くのは大変なので例年通りインド映画に絞って、出遅れた去年とは違い、ちゃんとプレオーダーから参加。 しかーし、ひとつははずれた…。「ラジニカーントのロボッ…

「ハリー・ポッターと死の秘法PART2」

ハリ・ポタ ラストをやっと見てきました。 なんというか、まぁ・・・。万感胸に迫るとはまさにこのことだなーと思いました。 結局は、シリーズ第一から10年間、一作も欠かさずに映画館で見たのでよけいに「ラスト」が染みる。 「万感」だから、いろいろとあ…

「ダラパティ 踊るゴッドファーザー」

うーん、やはりわたしはマニ・ラトナム氏とは合わないと思われます…。 一連のラジニ・カーント作品と並んでいたので、適当に予約リストに入れていたのだけれど、借りてから監督に気付いた。 でも主演がラジニだし、内容もエンタメ寄りな感じがしたし、少し古…

「スタローンinハリウッド・トラブル」

タイトルからすると米映画のようですが、インドの娯楽映画です。 インドだけど、今時の洋物っぽい作り、かつ、歌も踊りもありますパターン。とりあえず現時点のグローバルスタンダードで洒落た感じになっていて、それは成功しているのだろうけど、わたしがイ…

「地獄曼陀羅 アシュラ 」

日本でVHSの頃から発売されていたインド映画なので、長年気になっていた作品で、今回やっと見たのですが…。 後味悪すぎ…。 話の流れの根拠もあいまいで、まったく感情移入は出来ず、なんだけれども、約三時間、それなりに見られてしまうのがまさにインド…

「ザ・テロリスト 少女戦士マッリ」

テロリストとして育てられた少女が、人との交わりの中で人生に気付いていくという主題はとても興味を惹かれた(わたし好みの主題でもある)し、こういう主題はインド映画の得意分野だと思うので期待したが、映像からもセリフからも何も伝わってこなくて、た…

「マイネーム・イズ・ハーン」

これは突然のダンスシーンは出てこないパターンの作品。 おおまかな内容は「フォレスト・ガンプ」に沿っているような感じなわけだけど(実際に、DVDの宣伝にも「フォレスト・ガンプ」に続くって出てくる)差し込まれたひとつひとつのシーンの意味とつなが…

「アルナーチャラム 踊るスーパースター」

TSUTAYA DISCASで漫画をレンタルしようと思って入会したら、DVDとCDが無料お試しキャンペーン中だった。 とりあえず漫画を読みたかったので、漫画のレンタルに進もうとしたら、無料お試しは入会のときに一度のみで「このまま手続を進めると無料お試しの…

「トロン・レガシー」

前作の「トロン」が夫の思い出の作品だそうで、誘われた。せっかくの3DなのでIMAXでと、再び、浦和まで出かけることに。 わたしは今となっては、レディースデイにしか映画に行かないので、久しぶりに前売り券を見た…(夫が、10月に発売早々、はりきって入…

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」

知らない間に、浦和のユナイテッドシネマにIMAXシアターが出来ていた…。浦和だったらちょこっと足を伸ばせば行ける! というわけで、せっかくなので、ハリポタ最新作をIMAX版で見てきた。 のであるがー。確かに画面がかなりクリアで、集中して見ていると、目…

「ラーヴァン」東京国際映画祭

東京国際映画祭で上映されたインド映画です。 うーん。やはり、マニ・ラトナム監督はわたしにはイマイチ…。 たぶん、彼が表そうとしていることを、現すという点においては完成度が高いんだろうなと思うけど、その現れるものが、わたしが見たい次元のものとは…

「アリス・イン・ワンダーランド3D」

それほど行く気でもなかったがTVで「チャーリーとチョコレート工場」を再見してにわかに新作にも興味が向いたのと、夫が珍しく行くと言うのでおつきあいも兼ねて。 全編、そこそこ楽しかったけれども「チョコレート工場」ほどの完成度は感じなかった(あれ…

「シャーロック・ホームズ」

「アバター」を見に行っていたときに何度も予告編で見た本作品、型破りな感じがホームズ大好きーのわたしにとってどう転ぶかなーと思っていたけれども、不思議なくらい違和感なく見られた。 わたしはシャーロック・ホームズには積年の執着があります。そして…

「アバター 2D 通常版」

2Dだとどんな感じになってるのかなと興味が湧いたので。せっかくなので字幕版。 見比べると、立体であるか否かということが影響を及ぼさない部分でよくできた作品なので、2Dだから楽しめないとは思わなかった。影響を及ぼさない部分とは、話が良くできている…

「アバター 3D IMAXシアター」

遠路はるばる(まさにはるばる)埼玉県は菖蒲町まで、「アバター 3D」をIMAXシアターに見に行ってきた。 「菖蒲? それ、どこ??」という疑問から始まったIMAXにいたる道のりは、でも、ムダではなかったなー。IMAXの場合「観るのではない。そこにいるのだ」と…

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

公開最終日、すべりこみで「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観てきました。 行くかどうか迷って結局行かないですませていたところ、友人の「観るなら映画館で〜」という強力プッシュがあり、近所の映画館でもまだやっていたので行ってみました。 現代の…

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

ハリポタ第4弾、ようやく観ました。なかなか観る機会に恵まれず、もうDVD出てからでいいっかぁ?とあきらめかけたけど、友人に「ぜひ一度はスクリーンで」と言われたので帰省の折に時間を作って行った。 確かにスクリーンで観る価値があったなー。冒頭のク…

「キューティ・ブロンド」

TVでやっていたのを録画しておいた「キューティ・ブロンド」が大層おもしろかった。昼間ひとりで観て、同日の夜に夫にも薦めて、もういちどフルに観たけど飽きなかったわ〜。 映画公開時から気にはなっていた作品なのだけれども、それはわたしがブロンドのか…

「妖怪大戦争」

今住んでいるところには半径車で一時間以内に映画館がないのだけれども、月に一度か二度、文化会館で上映会がある。しばらく会館がアスベスト問題で閉鎖されていたので、その間何ヶ月かなかったが、今月に入って復活した。 夏にロードショウで見損ねた「妖怪…

「奇談 キダン」(諸星大二郎「生命の木」)

(微妙にネタバレあり) 諸星大二郎の「生命の木」が映画化されたというので興味津々、観にいった。結論。ツマラナイ映画だった。しょぼん。 諸星大二郎は若い頃に一時期凝って、短編を立て続けに読み込んだ時期があった。彼が扱うテーマや表現によって目指…

「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

ずいぶん前にTV放映を録画して観ないまま放ってあったのを見つけたので観た。 全体的に大きく感動することはなかったけれども、幼いダライ・ラマのまっすぐな瞳には感じるものがあった。踏み躙られる弱いもの。しかし、本当に強いのは誰か。やたらと権威を示…

「NANA」

わたくしごとながら、映画館に行ったの半年振りだよ…。つまり田舎に引っ越してきてから初めてなわけです。行くチャンスがなかったわけではないけど、やはり気楽に行かれないとなると他の用事が優先されてなかなか足が向かないのであった。久しぶりにスクリー…

バック・トゥ・ザ・フューチャー

テレビ東京でやっていたのを見た。途中、用事をしながら途切れ途切れであったけれども、クライマックスは座って画面に釘付けでした。何度見ても楽しめるな〜。次から次へと繰り出される「これでどうだ!まだまだだ!」攻撃。最後に丸く収まるのがわかってい…

「リング」

ハリウッド版「ザ・リング」が意外とおもしろかった。原作の「リング三部作」のファンなのでいちおうのチェックというだけの意味で見て、きっと途中で退屈してやめるだろうと思っていたら、場面場面でそれなりにひきつけられながら最後まで見続けた。もちろ…

「コーラスライン」

夫が「コーラスライン」のDVDを買ってきたので観た。ダンスシーンに目が吸い付いて離れない。瞬きするのを忘れて目が痛くなる。いつどんな状態で観ても惹きつけられる名作ってのがやはりあるんだなぁと当たり前に感動してました。 努力したからと言って報…