「ボリウッド 究極のラブストーリー」

今年も東京国際映画祭に行ってきた。
いろいろとおもしろそうな作品があったけれど、あれこれ行くのは大変なので例年通りインド映画に絞って、出遅れた去年とは違い、ちゃんとプレオーダーから参加。
しかーし、ひとつははずれた…。「ラジニカーントのロボット(仮)」。
TIFFのサイトで、上映作品の一覧のところにお気に入りを入れられる機能があって、その登録人数が、当初からハンパなく多いなーと気にはなっていたんだけども、案の定、申し込み人数も多かったんだろうな…。
かーーーー!! 悔しい!! ここのところ映画祭でも上映がほとんどなかった、どマサラな作品みたいなのにーー。
気を取り直して。
プレオーダーで手に入った「ボリウッド」の方は、ヒンディー語映画のシーンをたくさんつないだ間に、ボリウッド製作関係者やムンバイの人々のインタビューがちょこちょこ入るというだけの内容で、いちおうドキュメンタリーということになっているけれども、それほど目新しい切り口はなく、その意味での感慨はなにもなかった。
そうは言っても、見る前からそれほど期待していたわけでもなく、名場面集だから楽しかろうなーぐらいの気楽な気分にふさわしく、かるーく楽しんだのはよかったけれども、よけいにはずれた「ロボット(仮)」の方を見たくなったよ!!
次から次へと出てくる映画のシーン、けっこう見ていない作品が多く(あたりまえといえばあたりまえだけど、そこそこはたくさん見ているつもりだったので)こういうのをもっともっと日本で公開してくれーと心内心叫んでいたのであった…。