「青島広志のクラシック超入門」於朝日カルチャーセンター新宿

昨年の秋に新宿の朝日カルチャーセンターの会員になって、時々目に付いた講座に参加している。
本日は、青島広志先生の音楽講座。
青島先生は昔「たけしの誰でもピカソ」でお見かけしてからファンだったけど、そんなに熱心に追いかけていたわけではなかったので、今回、初対面。
ご存知の方はご存知の通りのおねえ口調の弾丸トークが楽しいわけですが、繰り出される内容が世界を表現するということについての核心に関することであるところが気に入ってファンになった。
開始10分前ぐらいに会場に着いたところ、すでに先生の姿が。朝カルの職員の人と何やら恋愛トーク中…。
定刻になり、始まってすぐに「男が好きってテレビなんかで言われていますが、女性と関係を持ったことはあります」……。センセー!! わたしは下ネタいくらでも来いですが、会場には少々引いている人もいたような…。
この講座は、毎回楽器をひとつ選んで、生演奏を聞きながら、先生と演奏者とのやり取りの中で、楽器についてや曲の解説が行われる。今回はバイオリンで、奏者は高畠浩さんという方だった。
高畠さんいわく200年前にフランスで作られた「一億はしません」(でもウン千万)のバイオリンを使って、楽器の細かい解説から。
バイオリニストの中には自分の楽器をローンで買って子どもの代まで払い続ける人も居るとかそんな話も交えつつ、ひとつひとつの部位の名前や、音の出方などを教えてもらう。
先生の質問が的確でとてもわかり易い。テンポがよくて飽きないが、早口についていくのがちょっとタイヘン…。高畠さんもつられて(?)早口。
その後先生のピアノ伴奏で五曲演奏。演者の身近に居られるので圧倒的。もちろん、曲の前後にトークもあり。
思っていたよりも演奏が多くて、ちょっとしたリサイタルに行った気分。久しぶりに「ツィゴイネルワイゼン」を聞いて大満足。中学生の頃、好きだったなー。
講義の後、物販コーナーに居ると、横から先生が「わたしのお勧めはコレ」とか解説してくださいます。音楽理論の本に興味を惹かれたので一冊購入。せっかくなのでサインをいただきました。先生の直筆イラスト入り。
来月はフルート。出来れば行きたいな。