「地獄曼陀羅 アシュラ 」

日本でVHSの頃から発売されていたインド映画なので、長年気になっていた作品で、今回やっと見たのですが…。
後味悪すぎ…。
話の流れの根拠もあいまいで、まったく感情移入は出来ず、なんだけれども、約三時間、それなりに見られてしまうのがまさにインド映画のパワーでしょうか。
ものすごいエグーイ話なのに、時々妙に牧歌的で、なんとも不思議な味わいで。でもとても手元に置こうという気にはならない内容だった。
ただ、ヒロインのマドゥリー・ディークシトが美女!! んんもーーーーほんとにキレイ! インド風濃ーーーい化粧で出てきたかと思うと、一転、スッピンでも出てくるのだけれど、これがまた、どちらもキレイ。スタイルも抜群。そして踊りが半端でなく上手! 今時のポップな踊りというよりは、古典に忠実な体の動きのひとつひとつが決まっている。斜めに体をキープするポーズ、手を顔にやるときの動き、また手がねー、指が長くてよくしなって、この上なく魅力的!
女神様みたいだわー。眼福、眼福。
マドゥリーのために、DVD買ってもいいかも、と思うほどでした(新品がなかったから買わないけど)。