メイド喫茶再び

御徒町に用事があったので行く途中、夫が「時間あるし、秋葉原で降りてもう一度メイド喫茶に行くか」と言い出したので、この冬いちばんの寒波がやってきた日にとてもお散歩日和とはいい難かったけれども、様子見しながら一駅分歩くことにした。
前回、あまりの行列に恐れをなした店の前に到着。今日は人が少ないなぁと店の前の立看板を見ると「ヤンキーDAY」の文字が…。「なんじゃ、そりゃ」 わたしはメイドさんでないとイヤだったし、ヤンキーだったら正反対じゃん!と帰ろうとしたが夫が面白がってずんずん階段を上っていく。
「いらっしゃいませ!!」受付のおねーさん、ドスが聞いた声でイキナリコワイ…。「二名様、ブッコミマスので夜露死苦!!」のことばを背に、禁煙席を希望したのに間違って喫煙席に向かう夫は「アニキ!アニキ!」と呼び止められている。店内BGMは氣志團、スクリーンにも氣志團のライブ映像が映っている。席に着いて周りを見回すと客はヤンキーではない人がほとんど、だけども、ひとり、まさに「アニキ」な人が。あの人は仕込みか? あるいはイベントにあわせて自分もコスプレしている常連サンなのかな? テーブルに置かれた空のパフェのグラスがなんともミスマッチでした。
「今日も「お帰りなさいませ」て言うてもらえへんかったよ…」とブツクサいいつつも、これはこれで楽しい。それに「ブッコミマスので夜露死苦!」「夜露死苦!」の掛け声以外は、ちゃんと丁寧に応対していただいて、その応対がとてもスマートでよかったのでここのメイドさんはイケてるかも!!と期待が膨らむ。加えて、ここ、食べ物がよかったのね〜。ウィンドウのケーキが、今回は食べなかったのだけれども、なかなかの品揃えだったし、ココアを頼んだら、ちゃんと作ってあって美味かった。ココアって喫茶店で飲んでもイマイチなときが多いのにね。
会計をする時に「初めてですか?」と聞かれたのでそうだと言うと「こんな日ですみません。またメイドがいる日にぜひ来て下さいね」とお気遣いいただいて、そうそうこういう接客を求めていたのだよ〜とますますここのメイドさんに期待が高まり、今度は並んでも入ろう!と決心しつつポイントカードにハンコ押してもらったりして。
すっかりハマリつつあるわけであった…。これでいいのだろうか…。