函館から青森へ

翌日、函館から青森へ電車でGO! スナッフルスのチーズオムレットサイコー!!
(↓函館駅の看板)

スーパー白鳥青函トンネルを抜けて青森へ。

青森駅前に到着後、駅前のねぷた資料館へ。

その後、レンタカーで津軽半島周遊。

↑途中の太宰治の生家。
竜飛岬の青函トンネル記念館で体験坑道乗車後、階段国道を見に行った。

再び青森駅まで戻って、青森泊。

うにむらかみ函館本店

函館に行ったので、晩御飯に「うにむらかみ」の本店に行った。
函館駅から近いのだけれども、行ってみるとわかりにくい場所にあって、地図を頼りに、うろうろと迷いながらやっとたどり着いた。
想像していたよりも簡易な造りの店舗で、少々拍子抜け。
でも、出て来る料理、すべてが絶品!!で、大満足!!
特に、これがもう。

うにといかのルイベ。ルイベなので凍ってます。口に入れると冷たくて、一瞬、さくっとした食感の後、とろーーー。
ふがーーー。
他にも、洋風、和風、何でもうまいーー。
予約のときに「ネットで見られましたか」と聞かれたので「東京の物産展で丼を食べましたー」と伝えたら、サービスでうにの玉子焼きが出てきた。
ご飯の後、夜景鑑賞。

帰りのタクシーの運転手さんによると、今日はきれいに見える日でよかったね、ってことで、よく見えない日もあるらしい。ラッキーでした。

「ハリー・ポッターと死の秘法PART2」

ハリ・ポタ ラストをやっと見てきました。
なんというか、まぁ・・・。万感胸に迫るとはまさにこのことだなーと思いました。
結局は、シリーズ第一から10年間、一作も欠かさずに映画館で見たのでよけいに「ラスト」が染みる。
「万感」だから、いろいろとあるけど、まずは出演者の方々。お一人(校長先生・・・)以外は、とくに子供たちは一人も欠けることなく、よくここまで。
あんなにかわいかったダニエル君も、もはやおっさん顔だけど。よくぞよくぞ、ここまで、頑張ったねぇ。他のみんなもねぇ。・・・・・・。 (子供たちも思春期を乗り越えてよく頑張ったけど、マクゴナガル先生のお顔とか見てると、先生、よく、生きててくださいました・・・って、縁起でもないか)
10年。その間、わたしにもいろいろあったよ。第一作を見た時、まだ京都にいたよ。上映時間の関係でけっこう夜遅くに見たなぁ。あれは、東京に引っ越す直前だったよ。いろいろと、悩みや不安があったけど、ダイアゴン横丁の風景を見た瞬間に「うわー、まさにあそこだよ、こんな感じだよ、わたしの頭の中が映像になってる!」と感動して、憂さがふっとんだ。
いつぞやは銀座で見たなぁ、上映時間を間違えて、字幕で見たいのに吹き替えを見るハメになったことがあったなぁ、鴨川にいるときは映画館がなかったので、京都に帰省した帰りしなに京都の映画館に寄って、時間を計算し間違えて、予約の新幹線に乗り遅れたりした・・・。友達と一緒に見たこともあったし。いろいろいろいろ。どうでもいいことも、ここには書かないどうでもあることも、いっぱい思い出しました。
ところで、最終作にして初めての3Dですが、うわさを探ると、3D効果がそれほどでもないという意見が多かったので、迷ったけど、3Dはやめて、「2D字幕で大画面」をあちこち探して(2Dでしかも字幕だとシネコンの小さい画面の割り振りが多くてなかなか苦労)ユナイテッド・シネマとしまえんの夜の上映にたどり着いた。2Dで充分に楽しめたけど、戦いのシーンなんかは、2Dでもド迫力だったので(とくにマクゴナガル先生の「この呪文、一度使ってみたかったのよー」のあたり、でっかい兵隊がどっすーんと降りてくるところなんか)もう一度、3Dで見てみたい気にもなったり。
そうそう、3Dといえば、知らない間に、としまえんIMAXが! どんどんわたしの生活圏に近づいておるなぁ・・・。「アバター」で菖蒲まで行ったのが夢のようです・・・。

「ダラパティ 踊るゴッドファーザー」

うーん、やはりわたしはマニ・ラトナム氏とは合わないと思われます…。
一連のラジニ・カーント作品と並んでいたので、適当に予約リストに入れていたのだけれど、借りてから監督に気付いた。
でも主演がラジニだし、内容もエンタメ寄りな感じがしたし、少し古めの作品なのでマサラ色が強いかったらいいなと、都合のよい期待をしつつ、実際に一番最初のダンスシーンなどは「おお! キタキタキターー」と期待が高まったのですが、見進めるにつけ、基本がエンタメじゃないのをひしひしと感じて、かといって、監督が表したいであろうことに、やっぱりわたしは気持ちを持っていかれることはないのであった…。
内容は好みなんだけどねー。筋を通す黒社会とかそこらへんのノワールっぽいのはね。話がわかりにくいというわけではないけど、心に直接しみてくるものがなく、面白くない…。
ネットで検索していると、この作品こそ好きーーというラジニファンがいたりするし、なんだろう。まぁ単純にわたしとは相性が悪いってことなのかなー。
ラジニ兄貴のダンスはよかったな。腰つきが…。あとモブに埋もれない存在の輝きはさすがですなー。今まで見た作品よりも少し若くて全体に細めなんだけど、顔のアップはそうでもない・・・。太っているというよりも下膨れの顔なのね、と思ったのであった。
この作品は「マハーバーラタ」が下敷きになっているそうで、詳しい人ならもっと楽しめるのかな。そういえば秋に国際映画祭で見た作品も「ラーマーヤナ」が下敷きだったし、マニ・ラトナム氏はそういうのが好きなのかな。

「スタローンinハリウッド・トラブル」

タイトルからすると米映画のようですが、インドの娯楽映画です。
インドだけど、今時の洋物っぽい作り、かつ、歌も踊りもありますパターン。とりあえず現時点のグローバルスタンダードで洒落た感じになっていて、それは成功しているのだろうけど、わたしがインド映画に求めるものは必然的に薄くなっている…と。まぁどうしてもそうなってくるでしょうねぇ。
音楽もダンスもスピード感が小気味よく仕上がっているし、美男美女が出てくるし、楽しめる作りにはなっているけど、なんらかガツンと脳天に来るものがあったり、感情を揺らすものがあったりというわけではなし。
わたしとしては、ヒンディー語を聞くだけで楽しみが三割増くらいになるので、その分を引くと、人におもしろいから見てーと薦めるかはビミョーってところでしょうか。TVでやってたら見たら?ぐらい? 決してやらないと思うけど。
ちなみに、タイトルのスタローンはもちろんシルベスター・スタローンのことですが、そこはそれ、期待してはいけません。でもそう思って想像するよりはたくさん出てくるかな…。あと、主人公のメンタリティに関わって名前が出てくるシーンがあるので、存在感が増します。

「地獄曼陀羅 アシュラ 」

日本でVHSの頃から発売されていたインド映画なので、長年気になっていた作品で、今回やっと見たのですが…。
後味悪すぎ…。
話の流れの根拠もあいまいで、まったく感情移入は出来ず、なんだけれども、約三時間、それなりに見られてしまうのがまさにインド映画のパワーでしょうか。
ものすごいエグーイ話なのに、時々妙に牧歌的で、なんとも不思議な味わいで。でもとても手元に置こうという気にはならない内容だった。
ただ、ヒロインのマドゥリー・ディークシトが美女!! んんもーーーーほんとにキレイ! インド風濃ーーーい化粧で出てきたかと思うと、一転、スッピンでも出てくるのだけれど、これがまた、どちらもキレイ。スタイルも抜群。そして踊りが半端でなく上手! 今時のポップな踊りというよりは、古典に忠実な体の動きのひとつひとつが決まっている。斜めに体をキープするポーズ、手を顔にやるときの動き、また手がねー、指が長くてよくしなって、この上なく魅力的!
女神様みたいだわー。眼福、眼福。
マドゥリーのために、DVD買ってもいいかも、と思うほどでした(新品がなかったから買わないけど)。

「ザ・テロリスト 少女戦士マッリ」

テロリストとして育てられた少女が、人との交わりの中で人生に気付いていくという主題はとても興味を惹かれた(わたし好みの主題でもある)し、こういう主題はインド映画の得意分野だと思うので期待したが、映像からもセリフからも何も伝わってこなくて、ただ、退屈だった。残念。
淡い恋(のようなもの)が心をさざなみのように揺らして変えていくという状況はわたしとしてもツボなのに、その心理や感情が、見ているわたしにまったく来ないのねー。もったいない。
マサラ映画ではないので、なんだかわからないけど、すごいわー、おもしろいわーってのもないので、退屈なまま終わってしまった。