「国宝 阿修羅展」

東京国立博物館で開催中の「国宝 阿修羅展」に行ってきました。
前宣伝の様子からしても混むのはわかっていたし、別に東京で見なくても、また奈良でゆっくりと見たらええわーと思い、まったく行く気はなかったのですが、気にはなって公式サイトを見ていたら、会場限定でフィギュアの販売が! 興福寺公認(は、どっちゃでもええとしても)、海洋堂製作!!(←ココ、大切!) アップされている写真を見る限りでは出来は悪くない感じで、しかも値段がそんなに高くない…。これは買わねば!というわけで、急きょ前売り券を買ったのでした。
きっと途中で売り切れるだろうという予想はついたので早々に行かないと、と思いつつ、開催早々、自分が旅行に出かけていたため1週間出遅れたら、なんと、はやばやと品切れの告知がぁぁぁぁ! 落ち着いてよく読むと予約はまだ受け付けているとのことなので、はやくはやくとさっそく行ってきたわけです。で、無事に予約してきました。
行く前にハローダイヤルで聞いたところではあと4000体ほど残っているという話だったので、よもや今日行って間に合わないってことはないだろうと思ったけれども、そして混雑状況のお知らせでは午前中の方が混んでいるとなっているけれども(普段は、混んでいる時間は絶対に避ける)そんなことも言ってはおられず、季節外れの夏日の中、テントもない日向で最大待ち時間50分を待たされて辛かったけれども。
でも、行ってよかった。久しぶりにみた阿修羅像は、今の目で見ても完全に美しいということを確認できた。ライティングがよくて、像に魂が宿る感じがより美しく引き出されていて、何度みても気持ちを持っていかれる心地よさを味わえました(像の周りはラッシュアワー並みのぎゅうぎゅう詰めですが)。思い返すと、興福寺の国宝館ではガラスケースに収まっていたので、さえぎる物なく見られるチャンスはそうはないということにも気付いたので、見に行って正解だった。
フィギュアはゴールデンウィーク明けに到着するそうで。楽しみです。