「まりこ闘争」

久しぶりにかわみなみさんの作品を読み返した。彼女の作品は「シャンペン・シャワー」の頃にハマって、わたしは基本的には不条理ドタバタコメディーみたいなのは好かんのですが、これは好きだった。思うに、キャラクター設定がしっかりしていて人間味溢れ、夢と希望を信じて明るい方向へ向かう良さといったものを作者が信じてあらわそうとしているのが好きなんでしょう。ま、そんな分析はさておき。
今回読み返したのは「まりこ闘争」なんだけど、ぷぷぷ、天使ミカエルの行動と表情と会話の間が小気味良くもわたしのツボにハマって気持ちよかったです。なんてことを書いてどれほどの人に通じるのだろうかというところが少々淋しいところなんですが。ちなみに「まりこ闘争」(白泉社COMIC)は絶版、「シャンペン・シャワー」は白泉社文庫版がとりあえずまだ出ているみたいです。