今年の大河ドラマ

今年の大河ドラマはう〜む、いまひとつトキメキを感じません…。非常に残念なことに。織田信長好きーのわたしとって時代がど真ん中なので楽しみにしつつ、でもその実、キャスティングがなぁと半分はあきらめつつ、そうはいっても文句言いながらでも見られるといいな!と思っておったわけですがぁ、う〜ん。う〜ん。う〜ん。キャスト云々以前の問題で、心に入ってくるものがないのであった。キャストは予想通り心の中でブーイングの嵐だったし。ノブナガ…。映像でハッキリ後光が差しているのにちっとも迫力がなかったぞな。声にも力がなさすぎ。あれはワザと? 何を狙って??
それにしても最近は時代劇を見てガツンと来ることが減っているので、わたしが時代劇に飽きたのかなぁと思いつつ、去年の正月に撮ったっきりほったらかしになっていたテレ東の正月時代劇「国盗物語」を見始めたら、こっちは頭からとってもおもしろい。ガンガン引きつけられた。てことはやはり今年の大河に魅力がないってコトなのね。
ドラマはつまんないけど両国の東京江戸博物館で開催中の「山内一豊とその妻」展はあの時代の風物がコンパクトにまとまっていい感じの展覧会でした。常設展示で北斎の「富岳三十六景」も観られるので、わざわざ行った甲斐があった。この頃の北斎(名前は変わっているけど)はどの画も、あるべき線、絵、があるべき場所に一ミリの狂いもなくあって、こういうものをたくさん並べてみられる眼福に薄暗い場内をぐるぐる回りながら浸っておったのでした。