謹賀新年

あけましておめでとうございます。例年、自宅以外で過すことも多い元旦ですが、今年は家で夫婦二人で年越し。一日は夫のリクエストで豪華な昼食を外食、二日は夫の実家で過す予定だったので年越しそばは食べたけれどもおせち料理作りはサボりました。
一日に行ったのは大多喜町の「童子」(http://www.waiwai-warabe.jp/index.php3)というお店。豪華食材をひたすら炭火で焼いて食べる。巨大なアワビ、ハマグリ、ホタテに始まり、頭が付いた殻ごとのエビ、かますを丸々一匹、最後はサーロインステーキで締め。
とにかくそれぞれの具材がそれだけでメイン料理になりうる立派なものばかりで、さすがに最後のお肉の途中で息切れしたけれども、シンプルに焼くだけ、まさに遠赤外線で外がからっと中がふわっふわに焼けた魚介類はいくらでも口に入った。貝類をいくら焼いてもぜんぜん身が硬くならない。しっかり火が通っているので甘味が増して美味い。エビはカリッカリになって頭から尻尾まで余すことなく食べられるのが楽しい。30センチはあろうかという丸々と太ったかますは焼く前にザルに乗せてあるのを、見るだけで満腹という感じだったが、焼きあがると身がふわふわで、腹も満ちたし半身くらいでやめとこうやと思いつつ、箸が進んで結局ぜんぶ食べてしまう。お肉はちょっとしつこかったので全部は食べられなかったが、つけあわせのピーマンは丸ごと焼くのにすぐにクタッとなって、とっても甘い! ピーマンってフライパンで焼くとなかなかやわらかくならず、挙句、焦げて縮んでしまうのに炭火だとみずみずしいままクタッとなっていい感じ。シイタケも香ばしくてやわらかくて。最後に出るご飯はそのままか焼きおにぎりかを選ぶ。焼きおにぎりを選ぶと白いおにぎりの状態で出てきて、それも自分で炭火で焼く。これがまた外がカリカリ、中がふわふわ!! 美味なことこの上ない。
食べながら、ガスがなかった昔の人は日常にこんな美味いものを食べてたのか〜とうらやましくなったり、しかしそれゆえの家事の大変さも裏表であるわけだからどっちがいいかと考えると…う〜んとうなってしまうわけでありました。