サバの話

今日はほんっとに久々に秋晴れで、洗濯しまくって、しまくって、しまくって…、布団も干して干して干して…、座布団も干して…(来客のときに出したらかび臭くてガ〜ンだった)疲れました。でも気持ちいい。
最近、買い物に行ってお魚を見てからメニューを決めます。ベテラン主婦のようです(ようって、年齢から言っても経験から言ってもベテランの域に入るはず、しかし内容が伴っていないのですなぁ)。
昨日はサバを一匹まるまま買ってきて自分でおろしてみそ煮にしてみた。切り身が欲しかった(弱気)んだけど、切り身は他県産しかなかった。ここはやはり房州産を譲ることが出来ず(地元の漁港から上がってるしな〜)手間を惜しまず失敗を恐れない勇気を。なんだか大変なことをいってますが、どうにか三枚におろしてみそ煮が完成。内臓を出すときは、細身なクセに大変な量が出てきて「ぎゃ〜火サスだ〜流血だ〜」とアドレナリンが噴出。バカです。でもうろこもゼイゴもないのでその点は楽。
味付けはシャトルシェフのレシピでやってみた。あっさり薄味で食べやすかった。昨日食べたのはゴマサバ。売り場には他県産でマサバもあった。違いを調べてみた。

サバは、日本海中部地方以北の沿岸に多く住んでおり、大きさは50cmくらい。一般にサバと呼ばれるのは、サバ科の真サバとゴマサバの2種類。真サバは本サバとも呼ばれ、成魚で体長50cm、背部側に黒色の波状の模様がある。ゴマサバは真サバよりやや小型で体長25〜30cm位、体の側面と腹面に多数のゴマ状の黒い斑点があるのが特徴。サバは、冬に南方へ移動して越冬、5、6月に産卵して消耗した体力を取り戻すため、エサをよく食べるので、秋のさばは脂がのっていておいしい。また、季節的な真サバの旬としては、1〜3月にかけての寒サバ、 10〜12月の秋サバ。10〜12月には脂肪分がのり、一段とうま味を増す。選ぶときは、青光りしていて目が澄み、腹がしっかり張ったものを。煮物なら、骨がついていて煮くずれしにくい二枚おろし、炒めものなら、食べやすい三枚おろしの切り身がおすすめ。

むす〜。それもそうだ。煮るのだから二枚におろして骨付きのままでよかったか。三枚におろした苦労の分がまったく報われてない…。
サバが腐りやすいというのは確かなようで、売り場でも、その日に上がった他の全ての魚はまず「刺身用」の表示で売られる。そして次の日に内臓を処理済にしたり切り身にしたりして「煮魚用、焼き魚用」の表示に変えて売られている(値段も少し安くなる)。でもサバだけはその日に上がったのが既に「煮魚用」になってたわ!