バガボンド

今週の「バガボンド」すごかったナー。いや〜この作品はモーニングが購読雑誌なので読んではいるものの細切れでは魅力が減じると思うので、いつか終了したときにコミックスで一気に読むのを楽しみに気持ち半分で読んでいるんだけど、そうやってセーブしていてもひきつけられて離れられないコマが出てくる。今回もそうだった。死体が、死体として、そこに在るんだもんな〜。死体が死体の状態であることが一目見て伝わってくる…。この人の絵はもちろん写実的に書き込んであるといういう意味でもリアルなんだけど、それ以上に、存在そのもののレベルに踏み込んだ現実感があって、このような絵をつなげて物語を語るってどんな力技やねん、と泣きそうに感動するわけでした。