政治の話が続く

政治についての考えが進んでおもしろい。わたしが考えることだから多分に観念的なわけですが。
大きな政府」をわたしが求めるのはこの先大勝ちする予定がないからという現実的に私的な問題だけでなく、わたしの考えとしては、ひとの寿命は短くて必ず死ぬのだから、継続的に食うに困らなくてすむ以上の富をひとりの人に集中させるのはムダではないか、と思うので、その分を全体に還元した方が全体の幸福という意味では善いのではないか?と思うからで…。そこをつきつめると共産主義になるん? う〜む。でもあれは人間が個でもあるという側面を無視しすぎているような気がする(経済や社会や政治に関する詳しい知識はないのであくまでも学校の教科書で習う範囲の教養と自分の体験と伝聞の範囲でのわたしの感じなんですが)。そんなことを言いつつ、今、宝くじが当たったとして(大きな富を手にする心当たりってそれくらいしかない…)その富を手放したりするほど厳密に自分の考えを実現化していくわたしなのかといえばそんなことが出来る自信はなかったり。でもおおまかな社会のシステムとしては政治には弱者救済の方向を向いていてほしいと改めて思ったり。
どちらにしてもアメリカの自由主義を目指しているとしたら(目指しているのかな?)自由の度合いが極端なんじゃないのかなぁ。風土的な基盤が正反対だと思うのですが。現象を理性で統合するキリスト教(用語の使い方は間違っているかも…)の中でも、さらに、新天地を目指して飛び出した開拓者の志が基盤の国と鎖国が何百年も成立する国とでは幸福を追求する手法も違って当然のような。いや、今更鎖国したら幸せになれると言っている訳ではもちろんないんだけど、風土の違いとそれに育まれる精神の在り様はそう簡単には変わらないような。
とりあえず、今までまったく興味がわかなかった現実の政治の行方なども自分の考えと絡んできたため面白く感じるし、手始めに各政党のマニュフェストでもじっくりと読んでみようかな。