びわの季節

trikal2005-06-11

房州はびわの季節です。ほとんどは大粒で色も形も揃ったものが箱にきれいに並べられて贈答用として高値で売られているけど、そこは地元、規格外のものが袋詰めで安く売られているのでそれを買う。それでも他の果物を買うよりは高いけど、わたくしびわ好きなもんで、それに時期も限られているしまぁしばらくのぜいたくってことで。以前ドライブ中に「びわあります」の看板を見かけたので、そこらへんで直に買うとさらに安いのかな?
びわはそんなにポピュラーな果物ではないと思うけどわたしには馴染みが深くて、というのも、父方の実家は京都の町中だった(といっても祇園祭に参加するようなど真ん中ではない)のに庭に実の生る木がいくつか生えていて、そのうちのひとつがびわの木だった。特に手入れもしていないので小さくて果肉が少ないほとんど種ばかりの食べにくい実だったけど、甘いのは甘くて毎年採りに行くのを楽しみにしていた。だからびわを「買う」ということになんとなく抵抗があるんだけど、スーパーに並んでいるのを見ると無性に食べたくなって。季節限定っていうのがまたそそるんだよなぁ。