フェアトレードカンパニー

フェアトレードカンパニーのショップPeople Treeのクリスマス福袋が届いた。今年の夏ぐらいからフェアトレードの商品を愛用している。
福袋の類はあまり買わないんだけど、これはオーガニックコットンの衣類が必ず一点入っていて、キオンド・バッグかカラフル・バスケットに入って4,300円だったらかなりお得だなと思って買ってみた。オーガニックコットンの衣類はベーシックな型が多いから当たり外れが少なかろうと思ったし。そいで、届いた製品はそれなりにイケルものばかりで楽しかった。

袋の中身

ントゥンギ・バスケット(ケニア
麻製のカラフルなバスケットバッグ。キリンの飾り付き。これがとってもカワイイ。
オーガニックコットン・ボートネック五分袖トップ(インド)
タグに色がネイビーブルーとなっていたが、どう見てもブラック。タグの付け間違い? どちらかといえばネイビーブルーの方がよかったな…
アクションバッグ(バングラデシュ
ハンドスクリーンプリントの布製バッグ。けっこうしっかりしている。
絞り染め(草木染め)スカーフ(インド)
スカーフというよりもコットンマフラー仕様。色はピンクとあったけどほとんど赤色。肌触りがよい。毛糸でないマフラーは暑い季節に重宝するのよね。同じようなので緑色を持っているので補色でちょうどよかった。
プリント布(バングラデシュ
オレンジ色。正方形でけっこう大きい。弁当包むにも頭に巻くにも少々大きすぎるかな。風呂敷?
ビーズのアクセサリー(インド)
ブレスレットとリングはおそろいのデザイン。色はピアスのみオレンジであとは青。ヘアピンのセットはいろいろな色。
ビーズの小さいポーチ(小銭入れかな?)(インド)
ハート型。使いにくそうだけどきれいなので見ているだけで楽しい。
フェアトレードにまつわるエッセイ集
装丁が染めの紙だったのでぱっと見たときノートかと思ったけど本だった。
ビボートン・ハンドメイドペーパー(バングラデシュ
「雑草化して増え続け水路をふさいだり蚊の発生源になる野生のホテイアオイを刈り取って作るユニークでエコロジカルな手漉きの非木材紙製品」らしいが、便箋には大きいしラッピングペーパーにするには硬いし、どうやって使うのか「?????」とりあえず眺めていることにする。
石の薬味皿??
石に二つの穴がくりぬいてある(コンタクトレンズの保存容器の蓋なしのような形)。石の重さと感触がとても気持ちよいのだけれどもこれも何に使うやら「?????」

フェアトレードの製品を買い始めたのは食品を買うのに「大地を守る会」*1の会員になっていて、そこで紹介されていたスカートを買ったところとてもよい感じだったのがきっかけ。それから自由が丘の直営店に行ったりカタログで買ったりしている。わたしはといえば、服を買いに行くのがあまり好きではないので、気に入ったものがあってそれが定番のものだったら色違いを全部とか色も気に入れば同じものを二枚とかまとめて買うので、あっというまに家にフェアトレードの製品があふれてしまった。
現在わたしが「大地を守る会」の会員であったりフェアトレードの製品を愛用したりしているのは単に「大地を守る会」の野菜や肉や加工製品がおいしくて、フェアトレードの服は着心地がよくて、気に入っているからってことなのだった。そこに何かの信条とかはないです。わたしは「環境問題」その他はあまり深入りしないようにしている。突き詰めると「人間がいなくなればいい」に行き着くのに当の人間がそれを云々するのはなんか違うと思うからなんだけどね。
とにかく!オーガニックコットンはホントに肌触りがやわらかくて気持ちいい。それに値段もまったく割高くない(今まで知らなかったけど)。デザインも悪くない(これに関しては、ファッションセンスに自信がないので、世間様から見たらどういわれるかは知らないが、わたしはむしろカッコイイんではないのか?と思うわけです)
「大地」の製品は値段は多少張るけど、それは納得できるほどにウマい! し、あえて手をかけて作っている生産者の話を聞くと値段が高いのは納得できる。それに今年のように野菜が高騰している年はむしろ安くなったりする。市場では見ないような野菜や果物に出会ってどうやって調理しようとアワアワすることもあるが楽しくもある。わたし自身は環境問題に突っ込んでいくことに疑問があっても、自らの信じることに拠って立って苦労を実践している人のすることは信用できるかなと思う。「大地」の場合、こういう団体にありがちな視野狭窄な感じを受けないのが続いている理由でもある。
フェアトレードは秋冬物を買い尽くした感ありなので(自分が買いたい物だけだからたかが知れてますよ。店中買い占めたりしているわけではない。そんな金持ちじゃない)早く春夏のカタログでないかな〜と今から楽しみにしているのであった。

*1:自然食品の宅配の団体。夏に行われる「100万人のキャンドルナイト」のイベントがよく新聞に載ってたりします。