京都で花見

桜満開の京都に帰省して花見三昧してきました。例年はゴールデンウィーク前後に帰省するのですが、去年から台湾在住中の友人が帰国するというので、急遽予定を前倒し。京都で花見、思い返せば東京に来てから初めてだなー。
2日の夜に実家着。
翌日3日は友人たちと伏見桃山界隈を散策。花は満開、天気も良く「龍馬伝」効果もあってにぎわってました。とはいえこの日は寒かった…。
4日ぬかして、5日は両親と地元宇治を散策。

宇治橋から塔の島を望む)
中村藤吉で茶蕎麦と生茶ゼリイ(抹茶)、なぜか月曜日限定のわらびもちも、ちょうど今日は月曜日だ!というわけで、カロリーは気にしないことにしてあれこれガッツリ頂く。
普段だと一度の帰省で1週間近く滞在するところだけれども、今回は3月後半から旅行続きだったこともあり早めに翌5日には帰宅。でもせっかくの春の京都なので、もうひと押し花見、と思い、おばけ桜を見に祇園円山公園まで足を伸ばした。

母が「最近は勢いがなくなってるで」と言っていた通り、いまひとつ萎びた印象だったのは、花の盛りが過ぎていたからだと思いたいところだけれども、よく見ると木そのものがだいぶ枯れた感じを受けたので、そろそろ寿命なんだろうか…。昔見た時はそれはそれは見事な精気を放っていたので、もう見られないと思うと残念です。
帰りに四条通の鍵善良房でくずきりを頂く。以前から気になっていたが、いつ通りかかってもすごい行列に並ぶ気になれず素通り、加えて四条に行くといきつけの月ヶ瀬に行ってしまうということもあり、今回初めて入った。
今日は昨日すでにがっつり甘味を食した後なので、あんみつ、パフェの類は、さすがにいいやと思っていたのでこんなときこそくずきりだ!と、今日もかなりの行列だったが、それは覚悟で並んだ。
びっくりするほどでっかい入れ物に葛きりと蜜が二段重ねのふた付で出てきた。葛きりを冷やすために入っている氷がウィスキーに入っているようなかたまりで透明なのがきれい。
蜜を黒と白、悩んだ挙句今回は黒で。しっかり甘いがくどくなく、えぐ味もまったく感じず、いい仕事してるなーと思う蜜だった。葛きりも独特の歯ごたえ、食感が、過剰でもなく足りなくもなく、こちらも仕事がきちんとされているという満足感を得た。

(お店で写真を撮らなかったので、箸袋だけ…)

とはいえあんみつやパフェと違って、全体が単調な分、何度でも食べたいと思うには足りない感じもあったなー。いい仕事している「白蜜」はいちど食べてみたい気がするけど、値段が高い分も躊躇してしまうのであった。