NHKスペイン語会話

スペイン語会話がまた一から始まった〜*1。実は6月の終わりか7月の初めくらいに笑い飯が司会で出ているのを偶然見かけて、以来、お勉強しようとすると面倒になるので、なるべく気楽に〜気楽に〜と言い聞かせながら見ていた。
実は笑い飯のファンです。若手芸人の中ではいちばん好きなのです。ボケとツッコミが交互に入れ替わる独自のスタイルにやられました。西田サンの一見危ない人、よく見ると気の弱い人みたいなビジュアルが大好きです。哲夫サンのもしゃもしゃふわふわした感じも好きだ。
それでもふたりが司会をしているだけだったら語学番組は面倒なので見ないところだったんだけど、なんと、毎回、ふたりのネタがあるのですよ!(短いけど) 講師の大岩さんが毎回振るときに「ではひとつ、お笑いをお願いします」って「お笑い」って何やねん、と突っ込みつつ、彼の飄々とした感じは見ていて和むしいい感じです。ベゴーニャさんもハツラツとして気持ちいい。エミリオさんはマフィアみたいな風体だけど(偏見です)「日本の漫画の翻訳家としても活躍」中だそうです。
気楽に、なのでテキストも買わずに見ているだけだったけど、よく出てくる言葉をちびっとは覚えた。聞こえるままにカタカナ表記すると「オラ!」(挨拶)「ムイ ビエ〜ン!」「ペルフェットゥ!」(どちらも「素晴らしい!よく出来ました!」みたいな時に)「ア デ ランテ!」(Let's Go!って感じかな?)
もともとイタリア語の響きがとても好きだった。よくフランス語が世界で一番綺麗な言語みたいに言われるのを聞くけど、わたしはフランス語のもこもこした発音があまり好きではなく、それならイタリア語のほうが響きが綺麗だと常々思っていた。スペイン語も同じように綺麗だなと今回思った。同じ系統だし似てるのよね? rの発音をバラバラ効かせながら流れるように話せたら気持ちいいだろうなぁ。
ちなみに大学時代の友人にスペイン語科の割合が多い(除く自分の語科)。しかもスペイン系、南米系、取り揃えて*2。そのわりにわたし自身はスペインにも南米にも全く興味がなかったのでスペイン語について何か聞いたことって一度たりともなかったわけなのですが。わたしの興味や好みってどうもゲルマン系に偏っていたなぁ。なんでか知らんけど。
とりとめなく言語の話をすると、アジア語科の場合、わたしが偶然にせよヒンディー語を選んでよかったなと思ったことのひとつに独自の文字を学べたことがある。アジア諸国ではローマ字表記になっている国もあるので。*3せっかくやるなら人が書かない文字を書けるのが楽しいよな〜と。芸として使えるし、秘密の日記も書けます(石川啄木のローマ字日記仕様で中身は日本語だったりして)。もちろん文字を覚えてしまうまでは大変に苦労いたしましたが。一年もたつと同じ発音のアルファベットよりも先にヒンディー語の文字が無意識に出るようになる。専攻以外の講義で居眠りしながらとったノートとか変な具合になっていた思い出が(英語でLって書きたいところにヒンディー語のLの発音に当たる文字が書いてある。かといって全部がヒンディー語というわけでもないあたりが中途半端だったり)。

*1:サイトで調べてみたら「学習部分は6か月構成。1年で2回繰り返し、基礎の定着を目指します。応用部分は、1年を通して新しい話題をお届けします」ってことだった

*2:スペイン語科はスペインに興味があって入る人と南米に興味があって入る人に分かれるそうな。そういえばテレビ講座でもスペインの人と南米の人が両方出ていて、文化紹介のコーナーでも両方の紹介が万遍なくある

*3:ベトナム語、フィリピノ語など