下戸なのです

もしもわたしが今の肉体と違う肉体を持てるとしたら、もう少し背が高いといいなとか髪の毛がまっすぐなのがいいなとか(理想:栗山千明さん。あ、蒼井優さんもいいな)いろいろあるけれども、いちばん望むのは! 酒が飲める体〜!! 
わたしは真性の下戸です。梅酒の「梅」で顔がまっかっかになります。なんとかいう酵素がきっとまったくないと思われます。つまらない人生です。ぷすん。
お祭り気質なので宴会の雰囲気は好きだし、もともとがお調子者なので飲んでいないからといって宴会の場で浮くようなことはない(と自分では思っている)が、宴もたけなわ皆が酔っ払ってくるとなんだか自分だけ別の世界にいるような気分がやってくることは確かです。そして楽しく酔っ払っている人たちを見ていると明らかにナチュラルハイとは違う次元の楽しさを感じている風なのが淋しい。
一度友人に「飲めないってことは人生において一秒たりとも酔っ払っている時間がないってことなんですよねぇ…」としみじみと気の毒そうに言われたときはとってもわびしかった。わたしこそ、常に考え事を止められない〜!という性質なので、酔っ払っている時間が必要な精神生活をしていると自分では思うんだけど。たまには覚醒しつつ何も考えず、この世を気持ちよく漂ってみたいもんだ。